さくら一枝の写真は白、茶、メタル系の額装が似合います。

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　枝に咲いた花々は、種類により様々な形や色を見せてくれます。 枝一杯に淡いピンクの花を咲かせる若い染井吉野は、やさしさや幸せな印象があります。 八重桜で「関山」という桜は、濃いピンクの花を枝が見えなくなるほど密集して咲かせるためゴージャスに感じられます。 このように桜と枝にはそれぞれ個性があり、ゆっくり時間をかけて見ると様々な趣を楽しめます。

　掲載している写真は見ごろになった桜の一枝で、花と葉が同じ時期に開く特徴から山桜の一種、名前はユキヤマザクラ「雪山桜」のようです。 調査したのですが、あまり見かけない桜のため種類を特定できていません。 散り始めた「ソメイヨシノ」の淡いピンクを背景に、上を向いて咲く３０ほどの花と蕾に赤茶色の若葉がアクセントになり美しい姿を見せています。 微妙な明るさや色の濃淡と花の付きかたが日本画や蒔絵を連想させる「和」の趣です。