グリーンにピンクが載った花火のファインアート

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　この画像も途中で色が変わる花火です。色の変わる花火は見ていても思わぬ変化に歓声が上がり、面白いものです。 色が変わる仕組みは、星（火球）の中の火薬を色別に層にして、発光タイミングをずらすことで変色するように見せています。（火球の外側が最初に発光し、燃えるにしたがって、内側の色が異なる火薬が発光する） 変色花火は、撮影すると美しい色の変化と形のバリエーションを楽しめる写真にすることができます。

　「サボテン」では、緑から赤に変化する花火で、ピントの操作により火球一つ一つが膨らみかけた風船のように表現されています。 そして、緑の粒に先端の赤が、丸いサボテンに花を咲かせたような印象を与えます。 これは、最初にピントをずらして置き、割薬の光が消えたら露光を開始します。開くに従い、ピントをゆっくりと合わせて行き、最後は合わせるスピードを上げます。 このようにして「赤い梅の花開く」とは逆の形を表現しています。