カタクリの花舞う

 ご覧になっている花の写真は、開き始めたカタクリ二輪です。 森の中でふかふかの落葉の間から顔を出したカタクリの蕾は、お互いに向き合って浅桃色(モーブピンク)花を咲かせました。 ここは里山の尾根を行く登山道で、冬が終わると道の両側はかわいらしいカタクリの花々で彩られていきます。 所々にあるカタクリのコロニーでは、印象的な花の姿を見せてくれることがあります。 掲載している画像もその一つで、ゆるやかに開いた花びらが見せる花は、優雅に舞っているような姿です。 花の後ろでは芽吹き始めた下草が若苗色の背景を造り、モーブピンクの花が咲く森をソフトに演出しています。