１〜２輪のユリの花をクローズアップしたコレクションです。

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　ユリの花びらは横から見た状態では緩やかなふくらみの曲線を描き、先端へ行くほど反り返っています。 種類によっては、花びらのふちが小刻な波打ち状になって、さらに曲線が折り込まれています。 このように、どこから見ても緩やかな曲線が優美な感じを与えてくれます。 また、これらの曲線の背景となる明暗の状態や色彩により、シャープな線に見えたり、やさしい感じの曲線や曲面と、 花びら１枚でも様々な印象を感じ取れます。
　このギャラリーでは、ユリの花びらの曲線や曲面で構成されるフォルムが際立つよう形の良い花を選び近接撮影を行いました ユリの花は比較的大きめで、形や色が多様なので花びらのフォルムをアップで撮影するのに適しています。 特に白い花は背景が明るめならやさしく、暗めならダイナミックなイメージにと、明るい白や黄色以外の背景なら、どんな色でも合います。 赤やオレンジの彩度が高い色の花は、背景の選び方が難しく、背景が明るいと目立たず、暗いと華やかさのない写真になってしまいます。 もう一つは、光の扱い方です。晴天の日には、日の当たっている部分と影の明暗差が大きく、そのままでは花の美しさが損なわれます。 花びらが日光に透けるような位置では美しい照明のような姿を見られます。 お勧めは、花を下から見上げてみてはいかがでしょうか。別の世界が見られます。