白バラ開く

 ご覧になっている花の写真は、開き始めた白いバラ・シュネービッチェン(Schneewittchen)をクローズアップしたものです。 このバラは、巻き込まれた花びらがアイボリー色で、開いた部分はオフホワイトに、咲き進むほど白く変化していきます。 そして、開ききった花は少し温かみのある白色で、丸い花びらが姿を優しく感じさせます。 シュネービッチェンはドイツ生まれのバラで「白雪姫」という名前が付けられています。 英語名ではアイスバーグ(Iceberg)、氷山の意味ですが、気品のある白い花は白雪姫の呼び名がピッタリです。  ここは良く手入れされた小さなバラ園で、小ぶりに仕立てられた株が多く、花を上から見ることができます。 その園で花開いた数輪のシュネービッチェンに薄日が差し込み、優しく清らかな姿を見せてくれました。