はれやかなバラの花

 ご覧になっている花の写真は、垣根に仕立られた株で花を咲かせたバラ・聖火(せいか)です。 「聖火」は日本生まれ(京成バラ園)のバラで、白い花びらが外へ向かってローズピンクから赤へと美しいグラデーションを見せてくれる印象的な種類です。 開き始めは渦のように巻いた赤い線が鮮やかで、咲き進むと花びらの白い部分が多く見えるようになり、はれやかな姿になります。 開ききった時期の赤いグラデーションが燃える火を思わせることから、この名前が付けられたようです。 ここは里山に続くバラ園で、ゆるやかな起伏のある丘に沿って、垣根のように数十株の「聖火」が植えられている所です。 見ごろになった数百ほどの花を背景に、大きなバラが咲くあでやかな姿をお楽しみください。